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出来ること・出来ないことを把握する

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出来ること・出来ないことを把握する

一戸建て、マンションに関わらず、所有しているからと言ってすべてが自由にリフォームできるわけではありません。
例えば一戸建てだと「建築基準法」の範囲内でリフォームする必要がありますし、マンションの場合となると、「建築基準法」に加えてさらに「マンション管理規約」による規制をチェックすることが必要です。 「マンション管理規約」では、意外な場所が共用部分と定められていることがあり、勝手にリフォームできない場合があるので注意が必要です。

一戸建ての場合の注意点

建築基準法や地方自治法の条例で定められた制約を守っていれば、たいていのリフォームは可能です。プランを建てる前にある程度、制約の内容を把握しておきましょう。

増築に関して
家の大きさには各種法律や条例での制限があり、増築の場合は下記のような条件をすべてクリアしている必要があります。家を建てた当時と制限が変わっている場合もあるので、専門家への相談が大切です。
■建ぺい率(敷地に対する建築面積)や 容積率(延べ床面積)に関する制限
■斜線制限や日陰規制による、屋根の高さや勾配、建物の形に関する制限
■隣地との境界線や、道路から一定以上の距離をとることに関する制限
間取り変更に関して
例えば、1階と2階を貫く通し柱や筋交いの入った壁は基本的に取り払うことはできない、など間取りの変更には、構造上の条件をチェックする必要があります。また、配管が通っている水まわりなどの位置に関しては、移動は可能ですが、費用面を考えるとできるだけ固定させておいた方がよいでしょう。
屋根裏の増築に関して
■屋根裏収納を作る場合
「2階の面積の8分の1の広さで、1.4m以下の高さ」という基準を守れば、自由に作ることが可能です。
■屋根裏部屋を作る場合
屋根裏部屋の場合、ひとつ階が増えるとみなされますので、容積率の上限をオーバーしてしまわないように注意する事が大切です。
エクステリアの変更に関して
ドアや窓を変更したいと考えている場合、都市計画法で「防火地域・準防火地域に」指定されている地域ですと、燃えにくい材料にしなければいけないなどの制限を受けることがあります。

マンションの場合の注意点

普段意識せずに使用している場所が、意外にも共用部だったりする場合があるので注意が必要です。たとえば、ベランダや玄関扉、窓やサッシなどのエクステリアに関しては共用部分となりますので、勝手にリフォームすることはできません。ただし、防音性や気密性を向上させるために「窓の内側」を2重サッシに変更することは可能です。いずれにしても、「管理規約」や「使用細則」などによる制限を事前に確認しておくことが大切です。

部屋のリフォームに関して
一般的にマンションは「ラーメン構造」のものが多く、建物を支えている柱と梁さえ手を加えなければ壁の位置はほぼ自由に変えられますので、間取りの変更も可能です。しかし、「壁式構造』の場合はリフォームできる箇所が限られてきますので注意が必要です。
エクステリアのリフォームに関して
ベランダや玄関扉、窓やサッシなどは、共用部分にあたるので勝手にリフォームすることはできません。ただし、防音性や気密性を向上させるために「窓の内側」を2重サッシに変更することは可能です。また、バルコニーのフェンスを塗り替えたい場合などは、基本的に管理組合で議決したのちに全戸の工事を行なうことになります。
床のリフォームに関して
管理規約や使用細則で制限される場合もありますが、基本的にはリフォームする事が可能です。ただし、カーペットからフローリングへの変更は防音などの理由で一切できない場合もあります。その場合は、完全に防音対応を行なえば大丈夫なのか、などの確認を管理組合に対して行なう必要があります。また、マンション用床暖房などについては、リフォーム業者へお問合せください。
水まわりのリフォームに関して
水回り位置の移動については多くの制約があるのでほぼ不可能と考えておいた方が無難でしょう。ただし、位置を移動させないシステムキッチンの交換や、バスルームのリフォームなどは基本的にリフォーム可能です。また、マンションタイプの浴室乾燥機などについては、リフォーム業者へお問合せください。